先の大震災で流通は断たれ、コンビニから食糧が消えた。 救援物資の届かないエリアでは電気も水も断たれ
食糧の枯渇から3日が経っていた頃に民間の企業からの差し入れのトラックが到着する。
父親とはぐれた母親とその幼い子供たちは3日ぶりに食糧にありつけた。
やや硬くなったおにぎり1個と水が配給された。 ”うわぁ〜 ありがとう”とこぼれるぐらいの笑みで受け取る子供たち
避難所で横に座る若いカップルが”なんだよ 3日も待っておにぎり1個かよ” 皆に行き渡るよう最低限の配分に
不満が漏れる。
おにぎり1個を食べるという事には変わりがないか それを嬉しいと思うか、不満に思うかはその人次第である。
今の自分の置かれている環境に感謝を感じられるか、不満を感じふてくされるかもその人次第である。
面白いもので、人は人が喜ぶ顔が好きである。 またその人の喜ぶ顔が見たくなるのはなぜであろうか・・・・
雇用する側もされる側も お互い喜べる環境と心を 準備しておきたいものである。
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